2008年4月5日 晴れ
今日でOakleighの家ともお別れ、みんなともお別れ。
正直かなり寂しい・・・俺は相当この家が好きだったみたいである。
今日は少し早く起きて、朝食を食べた後、
少しゆっくりと大好きなソファーで仮眠。
自分はこのソファーで仮眠するのがとても好きなのである。
寝袋を毛布代わりにしてここに寝るのがとても気持ちが良い。
少し仮眠をして、ヒゲを剃り、シャワーを浴びて、
色々と片づけを始める。
色々なものをパッキングし、ゴミなどを綺麗に捨てて、
使った場所を綺麗に片付けた。
ベットや、クローゼット、リビング、バスルームなどを綺麗にした。
やはり大好きな部屋だったので、お世話になったぶん綺麗にしたいものである。
そしてその後、最後の昼食を食べる。
Moonさんのご飯は本当においしかったな~としみじみ感じた。
本当においしいご飯をいっぱい食べれて、すごく幸せな時間だった。
学校が終わり、部屋に帰り、1時間ほど仮眠をする。
そして7時前に起きて、ダイニングへ行くととても良い香りが鼻を刺激する。
そして「Everybody eat !」言われてみんなでご飯を食べる。
いつもAngieの隣に座り、その隣に、Moon、Mai、自分の右隣に、Yumi、Ha、
みんなでご飯を食べるのがすごく楽しくて、ご飯もおいしくて、
いつも腹いっぱいおいしいご飯を食べる。そんな幸せな時間が好きだった。
そのおいしい食事の残りをいつもお昼に食す。
とてもおいしいご飯を、最後にゆっくりと味わった。
このリビングで食べる昼食も本当に最後なのであろう。
そう思うだけでとても寂しくなる。
昼食を食べ、次の人への手紙を書いて、RodneyとMoonへの手紙も用意する。
ほとんど全てをしまい終えて、ダイニングへ行く。
その前に携帯にメールが入り、Angieが、「もう家出ていっちゃった?」とメール
自分が「まだだよ、3時くらいに出て行くよ」と打つと、「よかった」と言ってくれた。
Angieの顔を見れるのはとても嬉しいけど、やはり寂しい。
ダイニングで、HaとMaiが食事をしていたので、
一緒に話をしながら、過ごす。
ポテトチップスもチョコも持っていくのは大変なので
みんなでシェアしてもらうようにあげていく。
ちょうどMoonさんも帰ってきた。
Yumiも在宅していたので、ここに住んでいる人達がちょうど全員揃った。
そして刻一刻と3時が近づいてくる。
Rodneyに今週分のお金を払い、
みんなと少しづつ話をして、Rodneyが「Are your ready ?」と聞いたので、
準備できたよ。といって、荷物を外に出した。
Rodneyがスーツケースを車に積んでくれた。
荷物を部屋から外に出すとき結構寂しさがつのった。
そして、Rodneyに手紙を渡し、Moonさんにプレゼントを渡した。
Moonさんが喜んでありがとうって言ってくれて、
手を大きく開いて、ハグをしてくれた。とてもとても嬉しかった。
ニコッと笑顔を見せながらハグしてくれて、
「I missed you」「またね。さみしくなるわ」と言ってくれてすごく感動した。
僕も「ありがとう。感謝してます」と伝えて、最後に握手をした。
その後みんなに写真を撮りたい!と伝えて、みんなで庭に集合。
家族のみんなも学生のみんなも集まってくれて本当によかった。
みんなで庭に立ってもらい
1枚目は自分抜きで、2枚目は自分を入れてRodneyに撮影してもらった。
2枚目はAngieの隣にいれたので嬉しかった。2枚目は犬のHoも一緒に撮った。
そしてYumiに「またね」と伝えて握手、Haさんに「また連絡するね」と言って握手、
Angieに「またね。See you」といって握手をした。Angieはかわいく手を振ってくれた。
そしてみんな戻っていって、自分は自分の部屋に忘れ物がないかチェックをして、
その後、部屋に感謝を捧げつつ、少しの間部屋を見渡した。
そして最後に、リビングに行き、Haさんにお寿司Partyで会おうね!と伝え、
階段を上がり、Angieの部屋へ。
ノックをして最後に別れを伝えようとしたら、「ごめん今着替えてるの」って言われたので
「そっかごめんね。じゃあまたね」と伝えて階段を降りた。
Haさんと、Maiに別れを告げていたら、Angieが自分の部屋から顔を出してくれて、
「See you」って言ってくれた。
Rodneyがいつメルボルンに戻ってくるんだっけ?
といったので、11月くらいに戻ってくるよといった。
そして皆に別れを告げて、荷物を持ち、Rodneyの車へ乗り込んだ。
Rodneyの車がゆっくりと発進していく。
自分の大好きだった家から、どんどんと離れていく。
庭も家も部屋もそして大好きなみんなも、犬のHoも。
犬のHoにバイバイって別れを告げた。
車がバックで家から出ていき、大好きだった家を離れていった。
ずっと僕は家を見ていた。大好きだったあの家をずっと。
離れていく家を見ているだけで涙が出そうになった。
Oakleighを車がどんどん離れていく。
新しい行き先を教えて、Rodneyが僕を連れて行ってくれる。
本当はどこにも行きたくなかった。ここにいたかった。
車の中で、Rodneyと旅についてとか、飛行機についてとかも話をした。
それとPINナンバーが届いたら教えてもらうように約束した。
僕は「本当に最高のHomeSayだったよ。人も、家も、部屋も、ご飯も、全部最高だった」
「本当にすごく感謝してる。」「時々戻ってきてみんなに会いたいよ。」
「すごく素敵な時間を過ごせて、すごく幸せだったよ、本当にありがとう」
とRodneyに伝えた。
Rodneyは優しく、「いいんだよ」って言ってくれた。
そして「戻ってきたら、写真をいっぱいみせてくれよ」とも言ってくれた。
そして車はどんどんMentoneに近づいていった。
車内で、「旅するときはカメラに気をつけろよ」と言ってくれた。
約20分くらい走って、車は次の家の前に到着。
Rodneyがスーツケースをおろしてくれて、
「元気でね。航空券を良く調べてみたほうがいいよ」といってくれた。
僕は「本当にありがとう。すごく感謝してます」と伝えた。
Rodneyは「No problem」と言って、がっちりと握手をしてくれた。
優しい顔と、力強い手のぬくもりが残った。
そして最後にと、僕はRodneyと一緒に写真を撮った。
本当にいい人だった。すばらしく最高の出会いだったと思う。
そしてRodneyが車に戻っていった。
僕は大きな声で「本当にありがとう!」と言いながら、手を振った。
Rodneyも手を振ってくれた。
車がUターンして、Rodneyがこちらを見て手を振ってくれたので、
僕はもっと大きな声で「ありがとう!!」って言いながら、
大きく、大きく手を振りながら、Rodneyの車が去るのを見送った。
目にはうっすらと涙が浮んだ。
本当に寂しかった。大好きなあの場所から離れるのが苦痛だった。
でも出会えただけ幸せなのだ。出会えなければこの寂しさも感じることはなかったのだ。
必死に泣かないように頑張った。
いつかは離れるのだから、頑張らないと心に言い聞かせた。
そして部屋へ行き、荷物をかたした。
その後、用事があるので、CITYへと向かった。
街でマコトとクニさんと待ちあわせ。
クニさんの車で、今日は教会へ。
教会に行くと、Yukiちゃん、Rieさん、なつみちゃん、しゅうへい君、
などなどみんながいたので、おひさしぶりです~と挨拶。
その後、クニさんとマコトと一緒に卓球に精を出す。
ひさしぶりの卓球がかなり楽しい。相当盛り上がって熱狂した。
なつみちゃんも自分の事を覚えてくれていて嬉しかった。
その後、今日のご飯、「ハヤシライス」を頂いた。
とてもおいしいハヤシライスでおいしかった。
デザートのぶどうもおいしかったし、今日もいい感じ。
しゅうへい君とも結構仲良くなってこれたし、なつみちゃんとも仲良くなれてきた。
なつみちゃんは結構かわいらしい女の子である。
ユキちゃんのQueenslandに行ったときの写真を見せてもらったり、
マコトのジブリで一番好きなのが「耳を澄ませば」で笑ったり、
今日もとても楽しい教会でのひと時であった。
その後、また白熱しながら、卓球に興じた。
なつみちゃんとも戦ったりして相当楽しかった。
何故かご氏名されて戦ったら、調子がよかったみたいで負けたのが悔しかった。
その後色々話をしたりして、クニさんの車でCityへ。
なつみちゃんが帰りにみんなで今度ご飯食べましょうよ~って言っていた。
みんなで鍋したいよね~とかも話をしていた。
その後車でCityへ送ってもらい、電車で帰宅。
今日から帰りの電車も違うし、帰りの駅も場所も違う。
駅について家への帰り道その寂しさに襲われた。
今日からまた別の駅で、別の帰り道、帰ってもみんないないし、
あの部屋であのベットではないのだ。
いつものあの道、いつものあの場所、あの帰り道、あの家、
それが全て今日から違うのだ。
なんて寂しいんだろうと感じた。それは結局自分が、
あの家を相当好きだったからなのだろう。あの家にずっといたいと思っているのだ。
この寂しさは、すばらしき出会いの代償なのだ。
それだけ自分はすばらしい出会いをできたということなのだ。
今はもう違うベット、違う部屋。
帰っても犬のHoもいないし、みんないない。
でもまだ幸いなのは、メルボルンにいるということ。
まだみんなに会えるということ。
そんなに遠くない場所にあの家があり、みんながいる。
そう思えるだけでなんとか心の寂しさも少しは解消される。
大好きなみんな。あの家。
素敵な出会いから始まった僕のWH生活は、新しい扉を開けた。
もっと色々なことが起こるだろう。不安もある。だけど、
人は常に、新しいドアを開きその先へと向かっていくのだ。
頑張ろう。泣かないように。
大切にしよう。素晴らしき出会いと、あの家の最高の思い出を。
残り320日
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